幹部は幹部でも。
「あー、なるほどー。霧くん達は闇龍を潰しに行ってるわけですか。」
総長がぐうたらなせいで、霧くんは駆り出されてしまったんですねぇ。可哀想に。
と、パソコンを操作しながら言う唄。
「しゃーないやん。たまには霧くん出さな腕鈍るやろ。ちなみに俺は出たない。」
「…私が言うのも何ですけど役立たずですね」
「唄ちゃん、辛辣~」
燐もコーヒーを飲みほし、コップを置くと再びソファに寝転がった。