箱入り娘と黒猫王子
「おい、そんな調子じゃ午後から授業出れねぇよ?」
「うぅ〜……」
お昼休みに突入した私の机には、まだファイルが3冊。
これに判を推し終わらないと、お昼どころか授業が始まっちゃう。
阿笠先輩は昼休みちょっと前に出てっちゃったし、
茉夏さんもお友達が迎えに来てお昼休みに出かけてしまった。
残されたのは私たち二人で、
紫ノ宮先輩は多分、私が終わるまで席を立たない。
うわぁ〜ん(泣)
時間におわれてるのと、見られてる緊張で余計に慌てる。
「はぁ…、ふら、」
「は、はい!ごごめんなさい!!すぐ「死ぬ気でその1冊終わらせろ」」
へ?
私はどの1冊か分からなくて、キョロキョロ3冊を見比べる。
すると、近寄ってきた紫ノ宮先輩がまだ手をつけてない2冊を手に取り茉夏さんの席に着く。
もしかして……手伝ってくれる?
「早くしねぇと昼食べる時間ねぇよ?」
「ぁ、は、はい!ありがとう、ございますっ!」
「…別に。俺も早く昼食いてぇんだよ。」
「うぅ〜……」
お昼休みに突入した私の机には、まだファイルが3冊。
これに判を推し終わらないと、お昼どころか授業が始まっちゃう。
阿笠先輩は昼休みちょっと前に出てっちゃったし、
茉夏さんもお友達が迎えに来てお昼休みに出かけてしまった。
残されたのは私たち二人で、
紫ノ宮先輩は多分、私が終わるまで席を立たない。
うわぁ〜ん(泣)
時間におわれてるのと、見られてる緊張で余計に慌てる。
「はぁ…、ふら、」
「は、はい!ごごめんなさい!!すぐ「死ぬ気でその1冊終わらせろ」」
へ?
私はどの1冊か分からなくて、キョロキョロ3冊を見比べる。
すると、近寄ってきた紫ノ宮先輩がまだ手をつけてない2冊を手に取り茉夏さんの席に着く。
もしかして……手伝ってくれる?
「早くしねぇと昼食べる時間ねぇよ?」
「ぁ、は、はい!ありがとう、ございますっ!」
「…別に。俺も早く昼食いてぇんだよ。」