メルディランド
女王さま
「メルディ女王さま…おはようございますっ。」
どこからか
男の人の声が。
「よろしい。みな元気だなっ?今日は普通の日だ。みなゆっくり過ごすがよい」
するとみんな顔を
あげた。
女王さまがいなく
なっていた。
な〜んか不思議だなあ…
「今のが女王さまだ。皇子候補は俺の他に3人ぐらいいるんだ。」
「…そう…なんだ…普通の日ってなに?普通じゃない日があるの?」
「……まああとからわかる」
なんか冷たかった。
「あら。こんにちはっ。新人さんね。迷ってこられたの?出口はないからこれからずっとここで住まなきゃいけないけど…」
「あ、あのっ…」
「あらっ。存じ遅れました。私クラリスと申します」
「クラ…リスさん…??」
「えぇ。クラリスです。よろしくお願いします。」
クラリスさんは
髪が金髪で
ふわっとした髪を
後ろで一つに
軽くまとめた
やさしい32歳ぐらいの
外人さんだ。