パチパチ***サイダー


ゲラゲラずっと笑ってるから、特に用もなく教室に残ってたあたしは帰る準備をした。


すると、笑ってたアイツがいきなり静かになって私の目の前にやって来た。



「な、何?」


「んー。ちょい待ち。」


「早くしてよ!帰るんだから!」


口を手で覆いなにやら考え事をしだす。

その様子に、イライラしながらも待っている私。


「明日さ、テスト帰ってくんじゃん。それで1個でもお前に勝ってたらさ、一緒にこれ行ってくんね?」


そう言って差し出されたのは、ここら辺で行われる夏祭りのチラシ。


「別に、いいけど。勝てればね。」
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ハルトサクラ
未懍/著

総文字数/1,835

恋愛(純愛)13ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop