ひと冬の想い出 SNOW
私幽霊なんですね、小鳥遊さん。
私は、ゆっくりと目を開ける。
カーテンから差し込む、暖かな光。
清々しいほど天気がいいことが、息を吸うとはっきりわかる。
それにしても、目覚まし時計なしに目を覚ましたのなんて、いつぶりだろう。
いつもはスマホのアラームで起きてるのに、珍しいこともあるのね。
私はゆっくりと起き上がる。
貧血気味の私は、とてつもなく朝に弱い。
だから、起きてすぐ急激に動くとか、話にならない。
「ふわぁ…」
私はあくびを大きくして、伸びをする。
体いっぱいに、新鮮な空気が流れ込んでくる。
気持ちのいい朝って感じだね。
目をこすり、今自分のいる場所を頭の中で整理する。
受験勉強で座りながら寝るとか、結構してたからかな?
それが朝の癖になってしまったの。
見渡せば、いつもと変わらない自分の部屋。
だから、いつもと変わらない1日が、今日も始まる。
…はずだった。
カーテンから差し込む、暖かな光。
清々しいほど天気がいいことが、息を吸うとはっきりわかる。
それにしても、目覚まし時計なしに目を覚ましたのなんて、いつぶりだろう。
いつもはスマホのアラームで起きてるのに、珍しいこともあるのね。
私はゆっくりと起き上がる。
貧血気味の私は、とてつもなく朝に弱い。
だから、起きてすぐ急激に動くとか、話にならない。
「ふわぁ…」
私はあくびを大きくして、伸びをする。
体いっぱいに、新鮮な空気が流れ込んでくる。
気持ちのいい朝って感じだね。
目をこすり、今自分のいる場所を頭の中で整理する。
受験勉強で座りながら寝るとか、結構してたからかな?
それが朝の癖になってしまったの。
見渡せば、いつもと変わらない自分の部屋。
だから、いつもと変わらない1日が、今日も始まる。
…はずだった。