アマテラス【完結】
中書き
ワタシは心にも無い言葉を言った。
その時見た笑顔はそれまでで一番美しかった。
華やかで、儚い、夢であるような気さえした。
許されず、苦しみ続ける逃げの道を選んで
七瀬はワタシを置いていった。
ワタシを護るために
全てを掛けて戦い抜いたということを聞くまで
ワタシは七瀬を恨みさえした。
こんなワタシを七瀬は許してくれるでしょうか
もうすぐそちらにいきます。
ワタシの回顧録をもう少し書き綴ったら。