最初で最後の恋をします

「じゃあ待ってるー!!」

『あぁ。』


そう言ってまさは、あたしの頭をクシャクシャにした。
こういう何気ない時間があたしは好き。












「〜であるからして・・・。」

「ふあぁー・・・。」


始業式とかなくていいよー。
校長話長すぎだし・・・。


『でっかいあくび。』


声のした方を見るとまさと目が合う。


「まさ!?見てたの?!」

『バッチリ。』


恥ずかしー・・・。


『にしても話なげーな・・・。』

「うん・・・。」


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