偽りの花
私は坂田リセ。学校では『高嶺の花』と呼ばれている


本物の『高嶺の花』には逆立ちしても勝てないっていうのに・・・


私は親がくれたこの顔のおかげでモテる


この顔をくれた親には感謝しなくちゃいけない


だって私には顔以外誇れるものなんてなにもない。


頭も悪いし、特技もない。


それに私の近くには完璧な『高嶺の花』になるはずだった人がいるんだから


小学校の頃からずっと比べられてきた


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