恋に落ちる3秒前
両想い
──────中庭──────
「ねえ、今日の放課後、陶芸部の見学に行きましょうよ」
「今日?」
「えぇ!早く行きたいんです♪」
これは、宗と麗咲をくっつけるチャンスか
「じゃあ、宗を誘えば良いじゃん」
「宗は、乗馬部にヘッドハンティングされました......」
「じゃあ、綾乃は?」
「綾乃は、文藝部です......」
「美姫は?」
「美姫は、演劇部の人に恋したそうです...」
「またかよ......
じゃあ、雅は?あいつなら、大丈夫だろ!」
「弓道部の女の子たちに、強引に......」
「あ〜、あいつも、隠れた女好きだもんな」
「でも、私は、この状況ではなくても、樹と一緒が良いわ!それに、お父様も、樹と一緒なら、安心だなって!」
「はぁ......あのな、男っていうのは、誰でも狼なんだぞ?」
「じゃあ、宗も?」
「あいつは、いつも獲物を探してる」
「じゃ、じゃあ、雅も!?」
「あいつは、もう手に及ばないくらい、
しっかりした化けの皮を被ってる」
「じゃあ、皆動物のお肉がすきなんですね!」
「.........は?」
『伊集院ー!どこだー!!』
「げっ、剛田だ......」
「あっ、剛田先生だわ!せんs.........」
俺は、急いで麗咲の口を押さえた
──────「......よし、行ったな」
「んんー!」
「あっ、忘れてた、悪いな」
「もう!苦しいです!」
「でも、見つかったら、俺だけじゃなくて、
麗咲も怒られてたぞ?」
「そっ、それは......」
麗咲が髪をなびかせながらこっちを向いた
顔と顔の間は、3cmくらいしかない
時間が止まったみたいだ
俺は思わず、狼になってしまった
麗咲「んっ......///」
麗咲の唇はとても柔らかくて、溶けそうだった
「.........悪い、初めてが俺で......」
麗咲は、首を小さく横に振った
「えっ......」
「だって、初めても、樹だったから......///
初等部の時.........//////」
その顔を見た時、初めて人を愛おしいと思った
そして、小さい手を、優しく握った
壊れないように......
「......樹」
「ん?」
「私、やっと夢が叶いましたわ......」
「夢って何?」
「.........樹と、 こうしてる事です/////」
「バーカ、これくらいだったら、いつでもしてやるよ」
麗咲は、何故か涙を流していた
その涙を見ていると、惹き込まれそうだった
だから、俺は抱き締めた
─────宗、ごめん。でも、麗咲を渡す気は無いよ.........
麗咲の髪の毛はフワフワで、
全身から花の香りがした
「ねえ、今日の放課後、陶芸部の見学に行きましょうよ」
「今日?」
「えぇ!早く行きたいんです♪」
これは、宗と麗咲をくっつけるチャンスか
「じゃあ、宗を誘えば良いじゃん」
「宗は、乗馬部にヘッドハンティングされました......」
「じゃあ、綾乃は?」
「綾乃は、文藝部です......」
「美姫は?」
「美姫は、演劇部の人に恋したそうです...」
「またかよ......
じゃあ、雅は?あいつなら、大丈夫だろ!」
「弓道部の女の子たちに、強引に......」
「あ〜、あいつも、隠れた女好きだもんな」
「でも、私は、この状況ではなくても、樹と一緒が良いわ!それに、お父様も、樹と一緒なら、安心だなって!」
「はぁ......あのな、男っていうのは、誰でも狼なんだぞ?」
「じゃあ、宗も?」
「あいつは、いつも獲物を探してる」
「じゃ、じゃあ、雅も!?」
「あいつは、もう手に及ばないくらい、
しっかりした化けの皮を被ってる」
「じゃあ、皆動物のお肉がすきなんですね!」
「.........は?」
『伊集院ー!どこだー!!』
「げっ、剛田だ......」
「あっ、剛田先生だわ!せんs.........」
俺は、急いで麗咲の口を押さえた
──────「......よし、行ったな」
「んんー!」
「あっ、忘れてた、悪いな」
「もう!苦しいです!」
「でも、見つかったら、俺だけじゃなくて、
麗咲も怒られてたぞ?」
「そっ、それは......」
麗咲が髪をなびかせながらこっちを向いた
顔と顔の間は、3cmくらいしかない
時間が止まったみたいだ
俺は思わず、狼になってしまった
麗咲「んっ......///」
麗咲の唇はとても柔らかくて、溶けそうだった
「.........悪い、初めてが俺で......」
麗咲は、首を小さく横に振った
「えっ......」
「だって、初めても、樹だったから......///
初等部の時.........//////」
その顔を見た時、初めて人を愛おしいと思った
そして、小さい手を、優しく握った
壊れないように......
「......樹」
「ん?」
「私、やっと夢が叶いましたわ......」
「夢って何?」
「.........樹と、 こうしてる事です/////」
「バーカ、これくらいだったら、いつでもしてやるよ」
麗咲は、何故か涙を流していた
その涙を見ていると、惹き込まれそうだった
だから、俺は抱き締めた
─────宗、ごめん。でも、麗咲を渡す気は無いよ.........
麗咲の髪の毛はフワフワで、
全身から花の香りがした