恋に落ちる3秒前
2人の約束
俺は、麗咲と真剣に話すために、使われていない旧校舎へ向かった
麗咲は、それまで、絶対に俺の手を離さなかった
「......麗咲、俺なんかを好きになってくれてありがとう。凄く、嬉しい。」
「うん......」
麗咲は、俺に優しく微笑んだ
「俺も、麗咲のこと、大好きだ。」
「ありがとう」
俺はもう、子供じゃない。
麗咲にも、誰にも迷惑なんてかけない。
だから、麗咲。
俺の意見に、賛同してくれ。