胸が壊れるほどに愛してる

険悪ムードです!!




「じゃあ、明日と明後日の放課後、教室で待ってろ」




「はい!」



意識しなくても、つい、笑顔になってしまいます...♪



「逃げ出すなよ?」



「もっ、もちろんです!」





「先生、何をしとるんですか?」



「おお!五十嵐!
あぁ、今、白石と話してたんだ」








「......出て行って下さい......」



「あっ、ごめんな!頑張れよ」



あっ、先生、帰っちゃった......



「のっ、飲み物、ありがとうございます...」




「白石さんは、先生のことが好きなんやね......」



「えっ......///」



「やっぱり、そうなんやな」



五十嵐くん、なんか、いつもと違う......?




「そんなの、無理に決まっとるやん!!」



「はい......でも、こうやって、一緒に居れるだけで良いんです...」




「俺、諦めてへんから」



「えっ......」


「いつでも、待っとるから!」




その言葉は、普通の女の子だったら、誰でもキュンとするのかもしれません



でも、私の頭は、あの人に占領されているんです.........





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