胸が壊れるほどに愛してる
一歩前進
決定
──── 翌日のホームルーム
「今日は、出し物を決めます......」
『どうせ、また喧嘩になるんだろ〜』
『だよね〜、もう、何でも良くない?』
どうしましょう......
こういう時、五十嵐くんは、しっかり決められてるんでしょうね.........
「なぁ!先生、提案があるんだ!」
『何〜?』
「男女の意見を採用して、メイド&執事喫茶!!」
『············』
「やっぱり、駄目かな...?」
先生、また困ってる。どうしよう......
『先生!私は、良いと思うよ?』
そう言って、立ち上がったのは、学年で1番カワイイ子でした
『皆も、そうおもわない?』
『俺も、さんせーい!』
『私も!』
『俺も!』
皆、賛同してくれました......
さすが、先生です......
「では、メイド&執事喫茶で良いですか?」
『はーい!』
『あっ、そしたら、先生の執事姿見られんじゃーん♪』
「えっ?そうなのか?」
『ヤッター!』
クラスの女子が、喜んでいます
嬉しいですけど、少し、胸が苦しいです......