胸が壊れるほどに愛してる
突然の告白
今日は、冊子作りのため、五十嵐さんと居残りです
「上手くできひんな〜!」
「あっ、私がやりますよ!」
五十嵐さんの作った冊子は、バラバラで、グチャグチャでした······
『じーっ』
私、何か変なことしましたか?
五十嵐さん、すごい見てるんですが!
「美咲」
「ふぁ!はっ、はい!」
急に名前で呼ばれたからびっくりしました!
「俺と付き合わへん?」
「えっ!?」
思わず、手を止めてしまった
「実は、一目惚れしたんやけど······」
「えっとー······」
困ってしまいます
五十嵐さんの気持ちは嬉しいですが、私の好きな人は先生なので······
「もしかして、好きな人おるん?」
「なっ、何ですか!?///」
「当たりやな」
「すまんのぉ。困らせてしもうて」
「いえ······こちらこそ、すみません······」
「俺、飲み物買ってくるな!」
いつもの笑顔で言った
「あっ、お金·····」
「ええよ!やってくれとるからな!」
「ありがとうございます······」
そう言って、走って行った
「ふぅー」
疲れました······
『ガラッ』
そこに立っていたのは······