私の未来はどこにあるの??~俺様男と年下男子~
さすがに少しムッとする。
「他の女とは、何かあってもお金で解決してって言ってあるわ」
「お前もそうじゃないことを祈ってるよ」
皮肉たっぷりに言い返す高居。
「二度と元に戻せなくてもいいのか??その腕も」
やはり不自然なことに気づいていた神崎。
口外しない代わりに直してやろうかという口ぶりだ。
「……直すなら他を当たるよ」
お前の世話にはならない、と跳ね返した。
誤解を解かなくてはいけないけれど、神崎の子供だと確信を持てた高居は強気だった。