私の未来はどこにあるの??~俺様男と年下男子~
「ああいう人がタイプなんですか??椰原さん」
半ば引き剥がされる形で整骨院を後にした私たち。
どうやら仕事になりそうにもなく、店長に電話したけれど、安静にしておくよう言われ、車で部屋まで送ってくれた。
「……タイプ??」
そういえばあんまり気にしたことなかったけど。
タイプだと思った。
「椰原さん、この前言ったこと、覚えてますか??」
「えっ!?」
「告白、しましたよね??酔った勢いなんかじゃありませんから」
先月の歓迎会の日だ。
「今はまだ新人ですけど、3年後、相手がいなかったら候補に入れといてください」