私の未来はどこにあるの??~俺様男と年下男子~


「昨日の方は彼氏じゃないんですか??」


翌日。
仕事の前に整骨院でマッサージされながら。


「ち、違いますよっ!!いってえ!!」


「…いい加減、営業妨害ですよ」


「ひいい、だって!!」


涙目でベッドを叩く。


「ギブギブ!!」


「楽しい方ですね」


ニヤニヤしながら、施術を続ける。あちこちゴリゴリいっている。


「…じゃあ、3年以内に相手がいなかったら、結婚してやろうか??」


ふと、耳元で囁かれた。


「はっ…!?」


「はい!!終わり!!」


パンパン!!と仕上げに肩を叩かれる。


「ビリビリする…」


聞き間違いだろうか???
まさかだよな。


「…私、焦ってるように見えます??」


とろけそうな笑顔で送り出される。


「明日も来れそうなら、来てくださいね」


流された。


待ち合いには、先生お目当てのオバサマが目をハートにして列を成している。



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