私の未来はどこにあるの??~俺様男と年下男子~


「らいばるってなあに???」


「それは内緒」


人差し指を口元にすると、女の子に背を向け、


「コウシンくん、あなたをお嫁さんにするんだって、小さい頃から。私悔しくて、イタズラ一杯しちゃったの。ごめんなさいね??もう時効よね??」


「はい??」


どういうことか。
記憶が刷り変わってる!?


いやでも確かに、一部ヤツだけではなかった気が。


そうだ。
2人で来てた。ヤツにくっついてもう1人。


まさか。


「彼、あなたにぞっこんだったのよ??どうしてる??会ってるんでしょう大きくなってから」


怪我をしたことは知らないのか。いやいや、そんなことを言われても。



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