私の未来はどこにあるの??~俺様男と年下男子~
◎はめられた
お祖父ちゃんが危篤だと呼び出しを食らったのは、さらにその数日後のことだった。
幸い、新しいバイトの採用が決まって、新人の指導にも慣れてきた頃だった。
そろそろ戻っても大丈夫かと、
「すみません!!お休みいただきます!!」
頭を下げて実家に戻った。
ところがだ。
帰ってみると様子がおかしい。
いや確かに、お祖父ちゃんは自分の寝室で寝てる。
しかもテレビでしか見た覚えのない高そうな介護用ベッドだ。
いや待て、いつ退院した。
混乱する私。