そらをみあげれば…

地元でデンジャーな日々を送っていた頃、専門のつるとは月2くらいでライブを行ったり来たりし、俺の愚痴もよく聞いてくれてた。

つる「最近SARU愚痴ばっかじゃねぇか?もっと楽しもうぜ?」

俺「つまんねぇけど…なんかすでに抜けにくい状況だわ。」

つる「音楽やってるほうが全然おもれぇよ!やめちまぇやめちまぇ!」

俺「最近上の人らともモメること多いし…やめ時かもなぁ…」

そんな話をしていたら、うちらを世話してた本職の人と、うちらのリーダーの連れがあまりうまくいってなかったらしく、事態は急変。

早急にも組関係から抜ける話がもちあがった……が、もちろんすんなり抜けれるわけもなく、毎日誰かしらの電話が鳴るようになった。

もちろん本職の方からの電話だった。

話がまとまるまでうちらは誰も電話に出ないようにしていたんだが、ある日勇勢連合のメンバーの職場(大工)に、世話になってた本職の方が激怒してやってきた!


なんと手にはチェーンソー!!!

「ぶっ殺すぞ~~~!!!」

と叫びながらチェーンソーを振り回す!!!

幸い、その人は足をピストルで撃たれたことがあり、足は遅い方だった…
職場から転がるように逃げた連れは、その夜全員を集め緊急会議を開くことになった。

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