そらをみあげれば…
5
ともこ以外とは誰とも話さないまま、俺は個室の集中治療室に運ばれていった。
心拍数や脳波のわかる機械をつけ、鼻から酸素チューブを刺され、両手が折れていたようなので輸血は左足の足首からだった。
鎮痛剤が効いてきたのか、少し痛みは和らぎ俺は意識が遠のいた…
…どれくらい寝たのだろう?
時間の感覚はまったくなかったが、先ほどの警察はまだ居たらしく俺の部屋に入ってきた。
個室に移されたことで、事故の情報は全く入ってこなかったので俺は警察に聞いてみた。
心拍数や脳波のわかる機械をつけ、鼻から酸素チューブを刺され、両手が折れていたようなので輸血は左足の足首からだった。
鎮痛剤が効いてきたのか、少し痛みは和らぎ俺は意識が遠のいた…
…どれくらい寝たのだろう?
時間の感覚はまったくなかったが、先ほどの警察はまだ居たらしく俺の部屋に入ってきた。
個室に移されたことで、事故の情報は全く入ってこなかったので俺は警察に聞いてみた。