そらをみあげれば…
もちろん人間として最低辺に落ちているのは自分でも理解できていたが、今はそこにしか逃げる場所がないんだ…

夜中に瓶とビニール袋を持って家を出て、気づけば朝…記憶のないまま家に戻っている。

夜が怖かった…

一人で部屋にいると自分が壊れるような気がして…

誰か助けてくれ!

心の中で何度も何度も叫びながら、俺は毎日自分の心の中の何かから逃げていた。
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