そらをみあげれば…
俺はあなたたちの期待に添えられるようなできた人間なんかじゃない…

みんなの死からも、自分からも逃げ続けている、最低の人間なんだ。

俺を見ないでくれ!

俺に優しくしないでくれ!

みんなの家を周り、盆が終わったころ、俺はまた少し落ちていた。

自分がどうしたいのか…

どう償えばいいのか…

どう変わればいいのか…

答えはまだ見つからないでいた。
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