そらをみあげれば…
この人も俺と一緒だ…

そう思うと急におかしくなってきた。

「ぷっっ!」

「何!?何がおかしいの?」

彼女は少し照れた感じで聞いてきた。

「いや…。なんか似てるなぁ~って思って。」

「でしょ?私もなんか君からは同じ匂いを感じた。」

「同じ匂いってなんすか!まだ加齢臭出る年じゃないっすよ!」

「あ!失礼しちゃう!私だってまだ加齢臭じゃなくてフェロモンよ!」
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