気づいたら好きでした。
「落ち着いて聞いてね。 昨日愛奏病院行ったでしょ、

その時念のため検査をしたの。  そしたら、重い病気

何だって。  でも!ちゃんと治療すれば治るんだって。

学校はしばらくの間お休みになっちゃうけど、

前向きに行こう!ね?」

母は震えた声で、涙をこらえながら。話した。


「お母さん、希実は知ってるの?私の病気のこと。」



「ええ、昨日打ち明けたわ、迷惑じゃなかったかしら?

だったらごめんね、お母さんお見舞いに来て貰えるかと思って。」




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