王女と秘密の画家
「2着なんて、遠慮することはないわ。あなたは、才能があるから。自信持って、5着は、
私(わたくし)の部屋から、
持っていきなさい」


「はっ。はい。ルラン姉さん
分かりました。」


「待って、ユキコお嬢様。
笑ってるほうが、素敵よ」



ルラン姉さんは、ユキコお嬢様のあごをくいっと、持ち上げると、言った。


「口角を上げて、にっこりね」


「うっうん」

ルラン姉さんの行動と、
言葉に、照れるユキコお嬢様。

ユキコお嬢様とルラン姉さんは、お互い両手を差し伸べて、
交換する。




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