王女と秘密の画家
ユキコお嬢様の通う女学校の
名称は、シルビア女学校で。
前は、定期的に通っていたのだが、ここ最近は、通えなくなり、半年を迎えようとしている。



このことは、ユキコお嬢様と、シャラ。(召し使い)にしかわからない。


父、国王。母。王妃の耳には、入って来ない。



シャラ(召し使い)に、
ユキコお嬢様が、その当時
言ったからだ。



「あの、シャラ私。
シルビア女学園に、これからも、通いたくないのよ。
できれば、ずっと。絵画を描いていたいわ。」



「ユキコお嬢様のしたいように、するといいよ。通信「インターネット」で、出席して、
学園に通うといいさ。
宿題とかは、先生にインターネットで。出してもらうんじゃ。通信(インターネット上)で、シルビア学園を、卒業すればいいよ。そうすれば、簡単だろ。ユキコお嬢様。父[国王]
母。[王妃様]には、
絶対に見つからないよ」




「うっうん。シャラ。ありがとう。」


階段を、上がると、
父[国王]母[王妃]が、
シンプルな居間から、
華やかな壺と、花瓶が、
並べられている。





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