嘘つき系恋心


そんな会話をしている内に昼休みが終わるチャイムが鳴った。その後の授業は集中してうけることが出来た。そして放課後。伊織と恋と杏也は図書館へと向かっていた。




「そう言えば灯亞と遊は今日は来てないの?」


「うーん、いや、来てはいるんだけど四時限目の途中で理科の先生に呼ばれて仕事してたみたい。」



そうだったんだ、と頷きながら歩いていると、目的地である図書館へと着いた。



ここの図書館は街の中心部にある図書館でドーム型になっていてレンガ造りだった。1階はとても大きなガラスがはめ込まれ、二階にはステンドグラスがキラキラと輝いていた。

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