嘘つき系恋心


絞れば水がポタポタと流れる程に濡れてしまっていた。



「うー、寒い...」


暑かったのが雨が降ったせいで一気に冷える。風でもふかれてしまったらもう耐えられないような感じだ。



「しかもどこだよ此処...」




メガネに雨粒が当たっていたためにどこを走ってるかもあまり分からずがむしゃらに走っていたので気が付けばどこだかわからない住宅街にいた。


「あれ?ここって通ってきたとこ?...でもなんか違う気が......んー??」



考えてみても分からないし、雨も激しくなっていってるので動くのは危険だ。



「しばらく...ここで...」


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