君と過ごした私の時間
~第2章~

命と向き合う

龍ちゃんが最後に言った言葉が

「ごめん。別れよう。飽きた。」

だった事に変わりわない。

だけど、その言葉を

どんな思いで言ったのかと思うと

どんなにその言葉が残酷でも

龍ちゃんに言われた言葉は忘れない。

龍ちゃんの声が聞こえただけで

私の耳に伝わっただけで

それだけで生きていたことを示すから。

生きたいと。

そう、伝わったように感じるから。

だけど、それ以上深入りはしたくないよ。

それが、私の本音。
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