ライバルやめます。
「なつー、それはヒドイぞー!疲れてたんだってー!」


とどこに行くのかも言わずに私の手を引っ張って歩く


律の手からルンルンとした気分と少しの緊張が伝わってきた気がした。


鼻歌まで聞こえてきたくらいだ・・・


────────・・・・・


「え・・・?ここ?」


しばらくタクシーに乗ってついたところは


すごく高そうなホテルのレストラン。


「ここ!俺チョー頑張ったからご褒美!」


自分のためかい!と心の中からツッコミを入れた


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