届かぬ想い
告白
私たちは中学校生活にも大分慣れてきて
部活も始まった。

私と芽衣はもちろん帰宅部。
帰宅部など本当は無いのだが
私たちが勝手に作った
というよりも何の部活にも所属しなかった。

理由は1つ…


めんどくさい!!


ありえないでしょ?
授業終わってまた何かやるとか…

「芽衣ー帰るべ?」

「おうよ!」

私たちはいつも通り
帰る支度をし
階段を下りていた。

「ねーあれ!」

「ん?」

なんとそこには
足を引きずった大川がいた

「ちょと行ってくる!」

私は駆け出した

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