透明人間・花
「ヤバいッもう8時!?」


二つに髪を結うのにこんなに時間がかかるなんて…


そんな事を呟きながら


ルーズソックスに足を通し、ローファーを履いて


ドアノブに手をかけて

「行ってきます」


私が通ってるのは少しボロイけどクラスの皆は皆いい子だった。


「咲おはよ。」
< 3 / 17 >

この作品をシェア

pagetop