かたかご
やまぶき
「高市様…」
御名部皇女は、ため息をはいた。
あのあと十市皇女に高市皇子のことを聞くことすらできずにいた。
高市皇子の皇子のことをなんてきりだせばいいのか?
二人は、たずねあうほど仲良しなのか?
聞きたいことあるのに聞けない。
御名部皇女は、ため息ばかりついて、他に気持ちがいかない。
「はっ…」
「お姉様。」
後ろから声をかけられ振り返る。
「阿部。
戻ったの?」
「はい。無事に、大役つとめました。」
阿部皇女は、姉の御名部皇女の横に腰をおろした。
「疲れた?」
御名部皇女は、尋ねると「少しばかり、でも楽しかったです。」
阿部は、無邪気に答えた。
御名部皇女は、ため息をはいた。
あのあと十市皇女に高市皇子のことを聞くことすらできずにいた。
高市皇子の皇子のことをなんてきりだせばいいのか?
二人は、たずねあうほど仲良しなのか?
聞きたいことあるのに聞けない。
御名部皇女は、ため息ばかりついて、他に気持ちがいかない。
「はっ…」
「お姉様。」
後ろから声をかけられ振り返る。
「阿部。
戻ったの?」
「はい。無事に、大役つとめました。」
阿部皇女は、姉の御名部皇女の横に腰をおろした。
「疲れた?」
御名部皇女は、尋ねると「少しばかり、でも楽しかったです。」
阿部は、無邪気に答えた。