未完成恋愛
彼女の希望はやはり変わらなかった。
わかってたけど…それは無理だ。

「好きにはなれないよ?そんなので付き合ってもいいの?」

「…別にいいの。いい男を彼氏にしたいんだ。あとは、えっちできればOKかな」

「オレはペットってワケね…」

「そんな事ないよぉ」


…そうじゃん。
オレは何なわけ?
イラっとしたけど…オレはヤケになっていて、岡崎を助ける為ならなんでもしようと思っていた。

例えこいつのペットになったって。

「好きにならなくてもいいなら付き合うよ。だから…」

「わかってるって。ママに言っておくから安心してね」

「じゃ…早速しようか?」

「何を?」

「オレとえっちしたいんでしょ?」

「まさか…ここで?」

「そう。どこでだっていいじゃん」

「いいよ。学校でするのも悪くないね」

そう言って笑う彼女を抱き寄せ、オレはキスをした。
いきなり舌を入れてディープキスをすると、彼女は積極的にオレの舌に自分の舌を絡ませてきた。

そしてオレの手を自分の胸に誘導する。

オレはそれに従って
ソレを揉んだ。
ブラウスのボタンを外し、手を中に滑らせ直で刺激する…


オレはもう…どうでもよかった…
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