未完成恋愛
【2】Kiss
よく考えてみると…別にオレは麻衣の事を好きなわけじゃないから
キスとかしちゃ彼女に悪いんじゃないのかな?…でも彼女はオレの事が好きで、そういうの望んでるんだし…
そんな事を悩みながらもオレは彼女に言われた通り今夜もメールを送っていた。
いつも。毎晩同じ
『おやすみ』
ってメール。
またまた一ヶ月が過ぎた頃、今度はこのメールの事でオレは彼女に怒られたんだ。
「なんで毎日同じメールなの!?先輩いつも再送信してるだけでしょ??」
スルドイ!!それ正確。
だって何を入れたらいいかわかんないんだもんなぁ…
「ヒドイよーあたしはいつもたくさん入れてるのに!今何してるとか、明日の予定とか…あたしの事が好き…とかってメールが欲しいのに…」
麻衣は怒ってて…泣きそうだった。
オレには何故そんな事しなきゃなんないのかわかんないんだ。
だって毎日顔合わせてるし話しだってしてんのに、そんな必要どこにあるんだ?
本気で好きになったら…オレは自然にメールしたり電話したりするんだろうか?
全然想像できねーや…
結局オレ達はケンカした。
オレは
キスの仕方も
仲直りの仕方さえも知らなかった。
キスとかしちゃ彼女に悪いんじゃないのかな?…でも彼女はオレの事が好きで、そういうの望んでるんだし…
そんな事を悩みながらもオレは彼女に言われた通り今夜もメールを送っていた。
いつも。毎晩同じ
『おやすみ』
ってメール。
またまた一ヶ月が過ぎた頃、今度はこのメールの事でオレは彼女に怒られたんだ。
「なんで毎日同じメールなの!?先輩いつも再送信してるだけでしょ??」
スルドイ!!それ正確。
だって何を入れたらいいかわかんないんだもんなぁ…
「ヒドイよーあたしはいつもたくさん入れてるのに!今何してるとか、明日の予定とか…あたしの事が好き…とかってメールが欲しいのに…」
麻衣は怒ってて…泣きそうだった。
オレには何故そんな事しなきゃなんないのかわかんないんだ。
だって毎日顔合わせてるし話しだってしてんのに、そんな必要どこにあるんだ?
本気で好きになったら…オレは自然にメールしたり電話したりするんだろうか?
全然想像できねーや…
結局オレ達はケンカした。
オレは
キスの仕方も
仲直りの仕方さえも知らなかった。