学校のカイダン
チラリとプールを見ると誰もいない。

プールの周りをぐるりと一周することにした。

「んー、水たまったまんまなんだね...」

「うわっ、水、緑がかってるんだけど...」

引いたような目で優が水を見る。

「あっ!」

さっきまで先頭をきっていた未来ちゃんが私の隣に来た。
< 103 / 144 >

この作品をシェア

pagetop