学校のカイダン
接着剤と緑色のガラスの欠片を繋げたものを渡されそれをポケットに入れる。

美術室を出た時だった。

ピーンポーンパーンポーン

放送室のマイクのスイッチがオンになった。

【3階は危険です...】

トントントン...

奥の方から足音が聞こえる。

「沙耶...!」

私の腕を引っ張ってそのまま階段をおりる。
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