学校のカイダン
女の子は那由めがけて走ってきた。

優は黙ったまま私の腕を引き走った。

「待って、那由が...!」

バタンと誰かの倒れる音とともに女の子の笑い声が聞こえた。

そのまま優と玄関を出ると時刻は9時40分。

「やっとでれた...」

そのまま私たちは家に帰った。
< 125 / 144 >

この作品をシェア

pagetop