学校のカイダン
「こんな所にいても何も出来ないからどっかの教室に入ろうぜ?」

「そうだね...愛海、未来ちゃん行こう。」

「どこに行く?」

「うーん、あんまりうろうろするのは怖いから、1階の入れる教室にいよう?」

「そうだな、明日の朝までそこでいるほうがいいな。」

「うん...」

静まった学校に私たちの足音が響き渡った。
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