学校のカイダン
「9時40分...」

「なんで止まってるの...」

今にも泣きそうな私。

「沙耶ちゃん泣かないで?未来がいるから。」

未来ちゃんは携帯電話を取り出したが携帯電話は使えなかった...。

「携帯も使えないし、時間も進まないし、玄関はしまるし、幽霊はいるし...」

少し未来ちゃんは考え込んだがすぐに諦めたようにいつもの明るい顔に戻った。
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