学校のカイダン
「那由ちゃん話の続き聞かせて?」

「...私はこの学校の生徒だったの」

同じ制服だし、見たらわかる。

「それで?それで?」

「それで、私を含めて5人で七不思議を見に行こうってなったの...私はダメだよって言ったんだけどね...」

「そ、そうだったんだ...」

「七不思議は本当なの...けど...みんな死んじゃった...」

「えっ...」

愛海は那由の顔を見たが那由が今にも泣きそうな顔をしていたので嘘とは思えなかった。
< 52 / 144 >

この作品をシェア

pagetop