学校のカイダン
「ユ、ユルサナイ...」

「ノロイコロス...コロス...コ、コロス...」

女の子は目の前で消えた。

目を開けると目の前には那由がいた。

愛海が泣きながら抱きついてきた。

「さ、さぁ、沙耶...」

愛海は私の名前を呼んだまま、ずっと、くっついている。
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