学校のカイダン
「だ、大丈夫だよ、愛海!」
少し震える声を我慢して笑顔を向けた。
そんな私を見て愛海は余計泣き出した。
「けど、どうして、いなくなったの...?」
不思議そうに愛海が聞くと、奥のトイレの個室にいた未来ちゃんにこりと右手を上げて見せつけてきた。
「沙耶ちゃん、愛海ちゃん、これだよ!」
そういって、右手に持っている緑色のガラスのかけら欠片を見せてきた。
キラリと光る緑色のガラスの欠片をてのひらに入れて未来ちゃんは近寄ってきた。
少し震える声を我慢して笑顔を向けた。
そんな私を見て愛海は余計泣き出した。
「けど、どうして、いなくなったの...?」
不思議そうに愛海が聞くと、奥のトイレの個室にいた未来ちゃんにこりと右手を上げて見せつけてきた。
「沙耶ちゃん、愛海ちゃん、これだよ!」
そういって、右手に持っている緑色のガラスのかけら欠片を見せてきた。
キラリと光る緑色のガラスの欠片をてのひらに入れて未来ちゃんは近寄ってきた。