きみのおと



―――――――――――

――――――――

――――・・




「はぁ・・・」



怖かった・・・。
しぃちゃんたちに一言添えて、私、亜衣は自販機に向かってた。


久賀くんはともかく、突然芹川くんにまで声かけるんだもん。
私、苦手だって言ってたのに・・・。

しぃちゃんは誰とでもすぐに仲よくなれるし、人からも好かれる子だからきっとそういうのわからないんだよね。



でも、今まであまり自分から話しかけたりとかはする方じゃなかったのに。
久賀くんのことがあってから、なんだか積極的になったよね。



どういう心境の変化だろう。




< 46 / 418 >

この作品をシェア

pagetop