朝焼け
「出会い」
彼と出会ったのは私、薫が19歳の7月だった。
私は中学を卒業後、遊園地でアルバイトを始めた。
兄が2人居る事もあり、男性と話す事に抵抗は全く無い。
自分を隠して人と接するのは嫌なので、ありのままの自分を見せる。
いつだったか、淡い恋心を抱いていた人と居る時
「薫と居ると楽なんだよね」
と言われた。
これはもしや告白のチャンスか、と思い切って告白しようとしたら
「男友達と居るみたいで」
と付け足された。
堪え性も無いので、恋愛の駆け引きなんて出来るわけも無い。
加えて男勝りな性格が私を
「恋愛対象外」
とさせてしまうのだ。
そんなわけで人と付き合う事無く、18歳になってしまった。
別に恋人が欲しくて仕方無いと言うわけでも無いし。
このままでいいや、と思っていた。
私は中学を卒業後、遊園地でアルバイトを始めた。
兄が2人居る事もあり、男性と話す事に抵抗は全く無い。
自分を隠して人と接するのは嫌なので、ありのままの自分を見せる。
いつだったか、淡い恋心を抱いていた人と居る時
「薫と居ると楽なんだよね」
と言われた。
これはもしや告白のチャンスか、と思い切って告白しようとしたら
「男友達と居るみたいで」
と付け足された。
堪え性も無いので、恋愛の駆け引きなんて出来るわけも無い。
加えて男勝りな性格が私を
「恋愛対象外」
とさせてしまうのだ。
そんなわけで人と付き合う事無く、18歳になってしまった。
別に恋人が欲しくて仕方無いと言うわけでも無いし。
このままでいいや、と思っていた。