朝焼け
雄の中の悪魔
今日はクリスマス。
薫と晃と由美の4人で花火を見に行くんだ。
晃が俺たちに手を繋げば?
とか言ってくる。
まだ
初めて抱き締めてから
何の進展も無いから。
きっと薫がイヤだろうな、って思うと、
どうにも出来ないんだ。
「好きだから」
を理由にして
何でもしてイイってワケじゃない。
嫌われたく無いんだ。
だから。
薫が俺の服の袖を掴んできた時。
手を握ってしまっていいモノか、
すごく考えた。
結局。
繋いだんだけど。
コッソリ薫の顔を見たら、真っ赤になってた。
本当に可愛いと思ったんだ。
花火には結局集中出来なかったけど。
だって薫と初めて手を繋いだんだ。
薫の小さくて柔らかな手の感触を覚えていたかった。
離れてても淋しくないように。
薫と晃と由美の4人で花火を見に行くんだ。
晃が俺たちに手を繋げば?
とか言ってくる。
まだ
初めて抱き締めてから
何の進展も無いから。
きっと薫がイヤだろうな、って思うと、
どうにも出来ないんだ。
「好きだから」
を理由にして
何でもしてイイってワケじゃない。
嫌われたく無いんだ。
だから。
薫が俺の服の袖を掴んできた時。
手を握ってしまっていいモノか、
すごく考えた。
結局。
繋いだんだけど。
コッソリ薫の顔を見たら、真っ赤になってた。
本当に可愛いと思ったんだ。
花火には結局集中出来なかったけど。
だって薫と初めて手を繋いだんだ。
薫の小さくて柔らかな手の感触を覚えていたかった。
離れてても淋しくないように。