朝焼け
晃の家まで雄と手を繋いで歩く。



今日は雄の家を出て、鍵をかけた雄が自ら手を差し出してくれた。



嬉しくて、すぐに差し出された手を握り締めた。




晃の家に永遠に着かなければいいのに。





そうしたら雄とずっと手を繋いでいられる。




そんな事を考えてたの。
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