朝焼け
「俺は。薫の為を思って言ってるの。
2年間だよ?
その間、電話…は高いから無理だし、側に居てあげられないんだ。
他に好きな人が出来るかもっ…」





イミ分かんない。




私に他に好きな人が出来るかもしれない、とか思ってるんだ。




雄。


謝りたい事があるの。



あの時。


すぐにお別れを承諾したのは。


アナタを傷付ける為じゃ無くて。


大人ぶってみたかったの。
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