Count down
私にとって普通 君にとって異常
私の"普通"とは恐らく自分が生まれたその瞬間に病室の窓から落っこちたんだろう。
きっとそのせいで私の"目"は可笑しくなったんだろう。


-私は人の頭上に数字が見える


この目は可笑しいと本格的に思ったの中学一年生の春だった。

時々、他人からそんなものは存在しないと指摘されるとこはあったが私は特に気にするとこなく生きてきたが、あまりにも皆に言われるから流石に最近は不思議に思えてきた

(私にはちゃんと見えてるのにな…?)

数字が私のなかでは普通だったのだから当たり前だったのだ。
そりゃそうだ"普通の人間の見ている世界"なんて知りようがなかったから。


そんなちょっとの突っ掛かりというかモヤモヤも チリも積もればなんとやら中学一年つまり13年間溜まったモヤが爆発した事件が起こった。


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