背番号6、最後の青春
まあ、携帯の無料ゲームか何かダウンロードして遊べばいいかな。
病院は診察時間外だったため、正面の扉は開いていなかった。
受付にて手続きを済ませ、俺は待っていればいい場所に案内されて席に座る。
俺は保護者代わりだと言ってもなかなか納得してくれなかったが、付き添いであることは認めてくれたようだった。
先程菜乃ちゃんからきていたトークを確認して、返事を書いていく。
確か、明日なら午前が練習のあとは予定がないはずだ。
『明日の昼からなら、練習のあとになるけど大丈夫だよ』
文を組み立てて、しょうもない文におかしなところがないか確認してから送信する。
それから、とりあえず暇だし無料ゲームで面白そうなのがないか探してみることにした。
準備のいいことに、イヤホンなら持ってきている。
音楽を聴くのもいいかもしれない。